photo-1487956382158-bb926046304a_1080.jpg 2021年ラング・ウォークは10月16日開催されました photo-1514923995763-768e52f5af87_1080.jpg 活動へのご支援をお願いします。 photo-1495653797063-114787b77b23_1080.jpg ひとりで悩まず、お声かけください。 機関紙「J-BREATH 」 リニューアル「J-BREATH 」第115号 2021/8/30発行 copd2021.jpg COPD啓発クイズへのご応募ありがとうございました

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在宅酸素療法(HOT)

 血液中の酸素が不足している方が、自宅など病院以外の場所で、不足している酸素を吸入する治療法で、酸素供給機器を使用して行います。
 

 

 
 COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さんは、肺の機能が著しく低下することにより、血液中の酸素が不足した状態(呼吸不全)になることがあります。このように、血液中の酸素が不足している方が、自宅など病院以外の場所で不足している酸素を吸入する治療法が「在宅酸素療法(HOT)」です。医師の指示により酸素供給機器を使用することが健康保険の適用になっており、現在日本では約17万人の方がこの療法を行っています。家族と一緒に自宅で療養したい、リハビリに励みたいという方の心強い味方となっています。
 

在宅酸素療法の治療効果

息切れの改善 心臓への負担を軽減

長く歩いたり、運動をする能力が改善する

記憶力・注意力の低下を改善

入院回数を減らすことができる

生きがいのある生活を送ることができる

使用する酸素供給装置について

酸素濃縮装置
 酸素濃縮装置 
酸素ボンベ
 酸素ボンベ 
液化酸素装置
液化酸素装置 

在宅酸素療法(HOT)事業者

在宅酸素を実施する際の注意点

 

  • 吸入量と吸入時間を守る

    • 酸素療法は、不足している酸素を補うためにおこなわれます。息切れなどの症状が改善しないからといって、酸素の量を勝手に上げたり下げたりせず、主治医に相談してください。
  • 月に1回、診察を受ける

    • 保険適用のためには月に1回(原則)、診察を受ける必要があります。
  • 火気に注意

    • 酸素は、それ自体は燃焼しませんが、燃焼を助けるガスです。火災の発生を防ぐため、火気の取り扱いに注意してください。
    • 酸素吸入中は高熱の熱源、特に裸火(タバコ、ライター、ストーブ、マッチ、ロウソク、線香など)の周囲2m以内に近づかない。
    • はずしたカニューラや延長チューブを裸火の周囲2m以内に近づけない。
    • 酸素吸入中は、本人はもちろん、周りの人も禁煙を守る。
  • ※ 熱がある、息切れが強い、咳がよくでるなど体調が悪いときは早めに主治医に連絡しましょう。

在宅酸素療法利用者の声

在宅酸素療法で仕事を続ける高村さん

“在宅酸素療法は家に籠るためでなく可能な限り体を動かし外に出るため”

 

Q:通勤はどのようにされていますか?

家から会社まで車通勤です。駐車場に着くと先ず酸素ボンベと車椅子を下ろします。

QCOPDの症状の苦しさや息切れへの対策は?

COPDは吸っても吸っても息は入ってきません。まず吐かなければならないと教えられました。そのため口すぼめ呼吸をします。

Q:COPD患者さんがQOLを上げるにはどうしたらよいのでしょう?

在宅酸素療法(HOT)になっていることは、家にいるためではなく酸素を使ってできる限り体を動かし外に出ることで、いかに酸素をうまく使って引き籠りにならないようにするかだと思います。 

畑に出て働くりんご農家の武井さん

“身体活動性の維持は大切、好きな仕事を持っていることも大切”

 

  • 使っているのは液体酸素。現在24時間投与で労作時毎分3リットル、安静時2.5リットルの処方です。初めはなかなか受け入れてもらえず、酸素導入まで2年くらいかかりましたが、導入後は仕事に有用とわかっていただけて、今は導入を勧める患者さんに「先輩としてアドバイスを」とお願いすると(中略)「おめえさんも酸素を使ってみろや。これはいいぞ」と話してくださいます。